2017年9月~11月の3ヶ月間
弊社代表取締役の平野が、ラジオ局FMハローの番組にゲスト出演させて頂きました。
毎週、お花について、観葉植物について、フラワーギフトについて
お花にちなんだ様々なテーマを、お花屋さん目線でお話をさせて頂きました!
でも、ラジオ番組は、いちど放送されてしまうと
録音してない限り、再度聞く事って難しいですよね・・・
そこで、通常は表に出る事のない「ラジオ原稿」を一挙大公開します!
実際の原稿をそのまま公開しますので、多少読み難い点があるかもしれません。
またト書きもそのまま記載されております、どうかご了承ください。
全13回分の原稿を順次アップいたしますのでお楽しみに!
今回はその第1回目の内容をご紹介致します。
北島直子のMy Choice Time 9月6日(水)
今日から水曜日は「お花」をテーマに生活を彩る様々なご紹介をしていこうと思いますがこれまで花より団子の日々を過ごしてきた私・・・心強いお相手をお迎えいたしました。
浜松・豊橋のお花屋さん「花風舎/Soel Flowers」代表取締役 平野大作さんです。
平野さん。こんにちは。よろしくお願いいたします。
はじめてのご出演ということで「花風舎/Soel Flowers」さんのご紹介をお願いします。
弊社は2004年に浜松市にて「葬儀用生花・花祭壇」専門の花屋として創業しました。
お葬式という最後のお別れの場を、悲しみの中にあっても笑顔でお見送りの出来る場でにしてほしい そのお手伝いを「お花」であればできるのではないか?「お花」でなければできない事があるのではないか?との想いから「花祭壇」をご提案し続けてまいりました。
そして、より多くの皆様にもっと身近に、気軽にお花をお楽しみいただきたい。お客様に直接笑顔をお届けしたいとの思いから、2014年、創業から10年の節目の年に浜松市、豊橋市にて小売・ネットショップ部門「ソエルフラワーズ」をスタートいたしました。
ソエルフラワーズショップにはブライダルフラワーやインテリアグリーンの専門のスタッフが常駐しておりますので、お祝い、ブライダルからお悔やみなどの様々なシーンでそれぞれの専任のスタッフが対応をさせていただいています。
9月が見頃のお花について
切り花の場合
ワタシがおすすめするのは「ダリア」です。
夏から秋がシーズンのお花で、ブライダルでも大変人気のあるお花ですが、切り花のダリアはは暑さに弱く、夏は長持ちしにくいお花なんです。
そこで暑さも和らいでくる9月からがダリアを楽しむ、良い季節となってきます。
市場でも出回る品種も多くなり、直径20センチくらいの大輪のものから5センチくらいの小ぶりなかわいいものまで種類はたくさんあります!
数ある品種のなかでも、特にお勧めするのはムーンワルツという大きくて存在感のある品種になります。
淡い黄色とピンクのグラデーションでとても華やかなお花です。
もう一つはハミルトンという品種でコロンとした形と、よく見るとラメが入っているような質感が特徴です。
こちらはオレンジ色でダリアの中では長持ちをする品種です。
他にも、小ぶりなお花の桜貝という品種が女性に大変人気があります。
桜貝という名にふさわしい淡い優しいピンク色が特徴のダリアです。
ぜひお花屋さんで探してみてくださいね。
他には・・・秋のお花の代表「コスモス」です。
漢字で秋桜(あきさくら)と書くコスモスはその名のとおり、秋の代表的なお花です。
秋を感じられるとてもかわいいお花なのですが、
お店で買ってきてもなかなか長持ちしない、という声をよく聞きます。
コスモスを少しでも長持ちさせるためのコツ
まず、コスモスを買ってきたら・・・
花瓶に入れる前に、葉っぱに水についてしまうと腐りやすくなり、お花が傷んでしまう原因になります。
1.お水につかる部分の葉っぱはすべてきれいに取りのぞいてください。
2.そしてコスモスの上半分を新聞紙でしっかり包みます。
この状態でしばらく置いてあげると、水をたくさん吸い上げて
お花がシャキッ!と元気になります。
次に、しばらく飾っていて、少し元気がなくなってしまった場合の
復活裏技をご紹介します。
お鍋にお湯を沸かし、沸騰したら蒸気で火傷をしないように気を付けて花の茎を斜めにし、お湯の中に入れます。
これはほんの15秒くらい。
そしてすぐに用意しておいたたっぷりのお水につけてあげてください。
元気がなくなったお花がしゃんとしたら成功です。
その後も毎日こまめにお水を変え、色が黒くなった切り口もこまめに切ってあげると長持ちしますので、ぜひお試しください。
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(時間によりここまでかもしれません。菊は来週にまわすかもしれません)
「菊・マム」
お葬式のお花と思われがちな菊ですが、実はヨーロッパで品種改良された西洋菊、マムと呼ばれる菊はブライダルでも大変人気があり、和装の際には欠かせない存在です。
桜と並ぶ日本の国花でもあり、無病息災を願う縁起の良い花でもあります。
菊の御紋と言われるように天皇家の紋章であり「高貴」「高尚」といった花言葉もある格式が高い花なんです。
ただ、これからの季節、ご注意いただきたいのは、ほかのお祝いにはふんだんに使いたい菊でも敬老のお祝いにだけは避けたほうが良い種類もあります。
菊の香り、私はとても好きなんですが、お線香の香りにも似ていることから敬老の時はお葬式でよく使われる白や黄色の昔ながらの菊は避けたほうが良いかもしれませんね。
とはいっても、なんといっても花もちがよく、よりお花を長く楽しみたいという方にはピッタリはお花、コロンとした種類やぷっくりしたボリュームのあるかわいい種類もたくさんあるので一度飾ってみてはいかがでしょうか。
切り花をお家に飾るときの注意点は?
なぜなら太陽の光が花瓶のお水を温めてしまうからです。
花瓶のお水が温まると、バクテリアが発生したりして、お花がお水を吸えなくなってしまいます。
あとは、暖房や冷房の風も苦手です。
人間でも冷暖房の風に直接あたるとお肌が乾燥してカサカサになってしまいますよね。
それと同じで、お花も乾燥するとそれだけ元気がなくなってしまします。
なのでお花を飾るときはできるだけ太陽の光が当たらない、冷暖房の風が当たらないところにおいてあげてください。
あとは、買ってきたばかりのお花をいざ飾ろうとしたときにあまり元気がないという経験はありませんか?
そんなときはすぐに花瓶に入れずにまずは新聞紙でばさっとくるんでたっぷりの水に1時間ほど入れてあげます。
そうするときっとぴんぴんに元気になってくれますよ。
そこからもう一度、お水の中で水切りをして花瓶に生け、飾ってあげてくださいね。
豊橋店(ソエルフラワーズ)0120-722-033 です。
ありがとうございました。
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実は9月にきれいな園芸
夏のお花と思われがちなハイビスカス、実は秋にもとってもきれいに咲いてくれることはご存知ですか?
沖縄やハワイといった南国のイメージのあるお花ですが、実は日本の夏は暑すぎて少しスタミナ切れで弱っているんです。
そこで猛烈な暑さが和らぐ9月頃がハイビスカスがたくさん咲くシーズンになります。
ただ、やはり夏のイメージのお花、ということで9月になるとお花屋さんによってはお値段も下がって売り尽くしセールをしているお店もあります。
お値段も下がるし、秋の間だけ満開のハイビスカスを楽しむもよし、ちょっと手間をかけて冬越しさせて大きくするもよし。ということでぜひ秋のハイビスカスもお楽しみください。
ハイビスカスの冬越しはついている虫チェックをしてから。朝の最低温度が10℃を下回る頃、10月の終わりか11月にはおうちの中に入れてあげます。
細い枝は切り落とし、葉っぱは少し残した状態で温かいお部屋の中に入れてあげてください。
と言っても温室のようなずっと暖房を入れっぱなし・・というお宅はないかと思いますので、朝の気温が0度予報の時くらいは朝4時ころから少し暖房が入るようにセットしてあげてください。
そして、また朝の気温が10度くらいになる春にお外に出してあげるだけ。
きっと愛着も倍増しますので南国好きの方は一度チャレンジされてみてはいかがでしょうか。
切り花を長持ちさせる方法
実はこれはとても理にかなっていて、十円玉に含まれる銅イオンには草花を腐れにくくする働きがあるのです。
そういわれると本当っぽいでしょ?
これなら気軽にはじめられますよね。
あとは、花瓶の水に少しお砂糖を入れると、その時つぼみのお花が咲きやすくなるんです。
あとは、瓶の水の中に酢を1、2滴キッチンハイターなどを入れてもバクテリアが発生しにくくなり、長持ちするようになります。
これらがすべてカバーされているのが一部のお花屋さんやホームセンターで販売している切り花用の延命剤と言われるお薬です。
簡単に手に入るものですので、こちらをお使いいただくのもよいと思います。
あと、切り花を長持ちさせることでで一番大切なのは温度です。
室温もできるだけ低いところに飾っていただくことをお勧めしますが、どうしても暖かい場所に飾る場合はお水に氷を入れてみてください。
お花の持ちがぐんとよくなりますよ。
一度元気がなくなってしまったお花の復活方法は次の機会にお伝えします。