2017年9月~11月の3ヶ月間
弊社代表取締役の平野が、ラジオ局FMハローの番組にゲスト出演させて頂きました。
毎週、お花について、観葉植物について、フラワーギフトについて
お花にちなんだ様々なテーマを、お花屋さん目線でお話をさせて頂きました!
でも、ラジオ番組は、いちど放送されてしまうと
録音してない限り、再度聞く事って難しいですよね・・・
そこで、通常は表に出る事のない「ラジオ原稿」を一挙大公開します!
実際の原稿をそのまま公開しますので、多少読み難い点があるかもしれません。
またト書きもそのまま記載されております、どうかご了承ください。
全13回分の原稿を順次アップいたしますのでお楽しみに!
今回はその第3回目の内容をご紹介致します。
北島直子のMy Choice Time 9月20日(水)
情報を発信していきます。
水曜日は「お花」をテーマに生活を彩る様々なご紹介をしてまいります。
先週に引き続き心強いお相手をお迎えいたしました。
浜松・豊橋のお花屋さん「花風舎/Soel Flowers」代表取締役 平野大作さんです。
平野さん。こんにちは。よろしくお願いいたします。
お彼岸のお墓やご仏前にお供えするお花について
今日は気がつけばもう秋の彼岸入りなんですよね~。
秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間、計7日間が「お彼岸」の期間となります。
そこで今日はお彼岸のお墓やご仏前にお供えするお花について教えてください。まずお墓にお供えするのはどんなお花ですか?
お墓参りのお花は特に決まりはない
お墓参りのお花って、特にこれでなきゃダメって決まりはないんですよ。
何代も前のご先祖様の好みは別として、身近な例えばおじいちゃんや、おばあちゃんの好きだったお花などをお供えすると良いと思います。
後は、やはり季節のお花を使う事が多いですね。
秋のお彼岸ですと、リンドウやケイトウなどを、菊と一緒にお供えする事が多いです。
長持ちするカーネーションもお墓参りにはよく使われるお花になります。
お供えしないほうがいいお花
特に決まりはないけど、あまりお供えしないほうがいいとされているお花はあるんですよ。
・トゲのある「バラ」、
・花びらの散りやすいお花
・痛みやすいお花
ツル状のお花で支えがないと倒れてしますようなお花
などは、お墓参りのお花としては避けたほうがよいとされていますね。
またお墓参りのお花は1対(2束)でお供えされます。
左右のお花が対(同じ種類、同じ形、同じ大きさ)になるよう準備しましょう。
お花屋さんで購入する際には「お墓参り用のお花をお願いします」
と伝えて頂ければ、お花の希望をうかがいながら、その場で花束のように組んでくれます。
お墓参りの際には、そのまま花筒にスポッと活ける事ができるので、簡単にお花のお供えができてしまいます。
ご仏前(お仏壇に御供えする)には?
例えばアレンジメントをお供えしたり、プリザーブドフラワーをお供えしたりされる方も増えてきていますね。
お仏壇にお供えするお花も、お墓にお供えするお花にも、どちらにも言えることなのですが、お供えしたお花は必ず枯れてしまいますよね?
どんなに綺麗なお花も、少しずつ枯れていきます。必ず終わりがくるんですよね。
「人間も花も、命ある物にはいつか終わりの時が来る」
お参りのお花には、そんな意味があるとも言われています。
お花をお供えする際、お花はお参りする人の方に向けてお供えします。
これは儚いお花の命から、生きている人が、生命の大切さや尊さを思い、感謝をし、学ぶ、といった意味もあるそうです。
「菊」について
種類がありすぎて、まったく覚えられません・・・
大きくわけると、日本で作られた和菊・欧米で作られた洋菊、があり、その中でさらに細かく様々な品種があるのですが・・・
一般的に出回っている菊ですと
ご葬儀などに使われる、いわゆる「菊」
枝分かれし小さな花がたくさんついている「小菊」
この小菊の洋花版「スプレーマム」
小さなボールのようなまんまるな花が可愛い「ピンポンマム」
等は、みなさんがよく目にする「菊」ではないでしょうか。
最近では、結婚式の装花やブーケに「洋菊」を使う事が当たり前になっています。
以前のように「菊=お葬式」というイメージもだんだんと無くなってきているように思われますね。
親しかった方、お世話になった方を偲んで贈る場合
お仏壇にお供えできるアレンジメントや、プリザーブドフラワーの供えアレンジなどを選ぶ方が多くおられます。
やはり、受け取られた方の手間がかからないアレンジスタイルが良いかと思いますね。
彼岸花って、この季節ですか?(9月中旬~下旬)
様々な説があるのですが・・・
よく縁起の悪いお花と言われるお花なんですよね。
これまた様々な説があるのですが
彼岸花の根っこには毒がありまして、
そんなことから嫌われやすいお花だったり、
昔、まだ土葬だった時代に動物がご遺体を掘り起こさないよう、毒のある彼岸花を周りに植えたようでして
「彼岸花」イコール「縁起のよくない花」というイメージが出来上がったとも言われています。
でもその毒のおかげで、昔は、土手やあぜ道に穴をあけるモグラやネズミが近づけないよう、田んぼのあぜ道や土手に植えられたりしたそうですね。
彼岸花というと田んぼや土手に咲いているイメージがあるかと思いますが、こういった理由からなんですね。
今でも、彼岸花は観賞用としては、ほぼ使われる事のないお花なんですよ。
秋の真っ赤な夕焼けを背景に、真っ赤な花を咲かせる彼岸花。
遠くから眺めていると、ちょっと切なく、少し懐かしい気持ちになる
彼岸花はそんなお花なのかもしれませんね・・・(笑)
豊橋店(ソエルフラワーズ)0120-722-033 です。
ありがとうございました。